●後期モデルのシフトレバーユニットはお勧め

 シフトレバーコントロールシート製作の頁で記述していますが、ツリ目と垂れ目ではブッシュが異なります。シフトフィーリング云々以前に、部品の寿命が後期モデル用は圧倒的に長いです。画像はどちらも「当時モノ」のコントロールシートですが、前期用はボロボロに朽ち果てています。対して後期用はまだまだ使用可能な状態です。左のような状態に陥ると、特にバックが不可能になりますので大変です。
 そこで耐久性に優れた後期仕様にコンバートしてしまいます。ハウジングが異なりますので、後期用(28181-75100)に交換します。合わせてシートも後期(28115-78001)に交換。その他の部品は共通です。トラブルの原因となる消耗品の寿命が延びるというのは旧車には有難い事ですね。前期モデルにお乗りの方で後期モデルの解体車を発見したら迷わずゲットしてください。恐らく解体車のものでも十分使える状態だと思います。勿論、SJ10でも同様です。
 因みに、シフトレバーのブーツは前期用が変形とすっぽ抜け防止用のベンチレーションが備わり、多少コストがかかった仕様になっています。

前期ゴム 28115−64001とハウジング(大)28181-58002 
後期プラ  28115−78001とハウジング(小)28181-75100